北海道旭川市出身[1]。オュー以前は秋元知美、秋元とも美の表記もあり[2][3]。 秋元とも美時代は千葉県出身としていた[4]。一部の雑誌ロフィールでは本名=秋元知美との記述がある[4]。
目次 [非表示]- 1 経歴
- 1.1 セーラー服3部作
- 1.2 芸能界進出
- 1.3 活動休止~復帰~引退
- 2 作品
- 2.1 アルトオ、イメーオ
- 2.1.1 オリナル作品
- 2.1.2 主要編集作品
- 2.2 一般映画
- 2.3 シンル
- 2.4 アルム
- 2.1 アルトオ、イメーオ
- 3 書籍
- 3.1 写真集
- 4 関連項目
- 5 脚注?参考資料
北海道旭川市生まれ、東京都小平市を経て、千葉県松戸市で育つ[1][5]。高校在学中の1985年、原宿でスカウトされ、ファッションモルとして活動する。[1]1986年1月、全日本オソフト協会主催による「オクィーンコンテスト」で審査員特別賞を受賞し[6]、同年4月に宇宙企画より『卒業します』でAVュー[7]。宇宙企画との間で当時のAV業界では異例だった専属契約を結び[8] 、同時期に専属女優となった麻生澪、早川愛美とともに、同社がAVアイル路線、いわゆる「宇宙少女」路線へと踏み出すきっかけを作った[7]。
セーラー服3部作 [編集]ュー作、2作目『青空に星いっぱい』、3作目『少女神話』の初期3作、通称『セーラー服3部作(卒業3部作)』では、いずれも宇宙少女路線を主導したさいとうまことが監督を務めた。各作品はいずれもさいとうが思い描く『ちょっと悲しげな少女像』(さいとう)の演出に重点が置かれ、当時主流の「本番生撮り」路線とは一線を画したアイル路線のオとして仕上げられた[9]。特に『青空に星いっぱい』では、AVとしては異例の10日間にわたる尾道でのロケによって、大林宣彦の映画に通じる作品性を打ち出すとともに、秋元がオの中で主題歌を歌うなど、そのアイル性が強調された[10]。一方で性行為の描写は最低限に止められ、『青空に星いっぱい』では、成人指定がなされているにもかかわらず、カラミのシーンは完全に排除された。ュー作と『青空に星いっぱい』はいずれも2万本近い売り上げを記録するヒットとなり、[9]AV誌『オレン通信』では小林ひとみらをおさえ、1986年度の読者人気投票で1位を獲得した[11]。AVでの活動と並行してラア活動も活発に行い、週刊レイーイ、平凡ンチといったメャー誌の表紙を飾った。
芸能界進出 [編集]
1987年に入ると、所属事務所のトゥーリーや宇宙企画の主導により、芸能界への進出に焦点を合わせた活動を本格的に展開した[12][13]。『オールナイトフ』のレュラーを務めるなど[8]、テレ、映画にも出演し、6月にはシンル『少女神話』で歌手ューも果たした。同年秋の学園祭シーンには多くの大学でステーに立ち、12月にはAV女優としては初めてとなるLP『少女が神話を創る時』も発売された。しかし活発なロモーション活動にもかかわらず、レコーがヒットチャートにのぼることはなく[14]、AV出演が減少したため、1987年後半にはAV誌での人気投票における人気にも翳りが見えるようになった[15][16]。
活動休止~復帰~引退 [編集]1988年1月、所属事務所のトゥーリーが労働者派遣法、職業安定法違反の容疑で摘発された[8][17]。秋元は賃金を含めた活動の内情をさかんに報道されたばかりか、同年3月のトゥーリーの解散により、芸能界での活動の道筋を断たれることとなった[18]。11月になり、ようやく本格的なカムック作となるAV『SUSPICION』がリリースされたが、業界の主流がよりハーな本番路線となる中で、以前ほどの話題を呼ぶことはなかった[10]。1989年の復帰2作目『MY HAPPINESS』もソフトな内容に対し冷淡な批評が多く[19]、結局十分な人気回復を果たすことができないまま、同年にはAV業界からも引退した。引退のコメントが収められた『ルーレィに赤いラ』には3Pのシーンもあり、秋元としてはハーな内容のオとなっている[20]。同作の発売後に、前年に撮影されていた[12]さいとうまこととの再コラレート作品、『ともみ咲く道』が発売された。 引退後はキャクラなどで働いた後、介護士の資格を習得[8][21]。
作品 [編集] アルトオ、イメーオ [編集] オリナル作品 [編集]
- 卒業します(1986年4月12日、宇宙企画)
- MAGAZINE VIDEO マンナ 第3号(1986年8月13日、宇宙企画)
- 青空に星いっぱい(1986年10月23日、宇宙企画)
- 少女神話(1987年3月13日、宇宙企画)
- 風─いつか見た少女のように(1987年12月1日、Friends)
- レェンオマーメイ 人魚伝説(1988年7月27日、笠倉出版社)
- SUSPICION(1988年11月10日、SOUTHERN CROSS VIDEOARTS(フェニックス))
- サマー?フェイス(1988年11月24日、ラミッ)
- MY HAPPINESS(1989年2月25日、SOUTHERN CROSS VIDEOARTS(フェニックス))
- サマーウェィン(1989年2月28日、ワースーツ)
- ルーレィに赤いラ(1989年5月20日、NICE ONE)
- ともみ咲く道(1989年7月2日、宇宙企画)
- 秋元ともみスシャル in Phuket(1989年10月、コアラックス)
- Close My Heart─さようならの向こう側(1989年8月10日、NICE ONE) 復帰後作品の総集編
- Hな気分で(1989年9月1日、Five Stars(AV JAPAN))『SUSPICION』、『MY HAPPINESS』の再編集版(未使用カット含む)
- 夜に抱かれて(1989年10月6日、ASTRO(笠倉出版社))『Hな気分で』の書店売り再編集版
- ラストメッセー(1990年3月24日、英知出版)『青空に星いっぱい』、『風』の再編集版
- クの女に手を出すな(1986年、東映)(ホテトルのシーンでローラースケート姿で登場する)
- マルサの女(1987年、東宝)(ラホテルの客として一瞬だけ登場する)
- 少女神話 [6.2.8] c/w 約束よ(1987年6月25日、リール)
- おととしのイ c/w 卒業します(1987年10月25日、リール)
- 少女が神話を創る時(1987年12月1日、リール)
- 想うままに(1986年4月25日発行、撮影:前場輝夫、英知出版)(秋元とも美名義)
- 青空に星いっぱい(1987年1月20日発行、撮影:佐藤只一、英知出版)
- マンナメイト写真集(1987年2月25日発行、撮影:米本光穂、マンナ社)
- 少女神話ともみ(1987年5月10日発行、撮影:前場輝夫、英知出版)
- 秋元ともみ(別冊スコラ40)(1987年8月10日発行、撮影:平地勲、スコラ)
- だきしめて…(1987年10月8日発行、撮影:上野実、大陸書房)
- きらめく予感(1987年11月2日発行、撮影:上野実、ラミッ社)
- 少女が神話を創る時(1988年1月10日発行、撮影:前場輝夫?佐藤只一、英知出版)
- In place of Roses “薔薇にかえて”(1988年8月30日発行、撮影:稲村幸夫、大洋図書)
- オクイーンアルム ヒロインの肖像Vol.Ⅲ 秋元ともみ写真集(1988年11月20日発行、撮影:佐藤只一、青人社)
- まぶしいキミに…(1989年1月19発行、撮影:山木隆夫、大陸書房)
- 虹色エモーション(1989年3月17日発行、撮影:山木隆夫、ラミッ社)