

人物[編集]
- ークリー音楽大学ャ作曲科とCWP(Contemporary Writing & Production)科を首席で卒業。
- 制作に参加したアルム「THE STANLEY CLARKE BAND FEAT. HIROMI(スタンリー・クラーク・ン フィーチャリン 上原ひろみ)」が第53回ラミー賞「Best Contemporary Jazz Album」(スト・コンテンラリー・ャ・アルム)を受賞した。
- 毎年、世界を舞台に約100日150公演のツアーを続けている。
- 日本人アーティストでは唯一となるニューヨーク・ルーノートでの8年連続一週間公演を成功させている。
- リーム・カム・トゥルー、矢野顕子、東京スカライスオーケストラ、熊谷和徳、笑福亭鶴瓶らとの共演ライも行っている。
- 影響を受けたアーティストはフランク・ッ、ッハ、オスカー・ーターソン、アーマッ ャマル、スライ&・ファミリー・ストーン、リーム・シアター、キン・クリムン、エロール・ーナー、マルタ・アルリッチ、ウラィミール・ホロィッツ、ェフ・ックなど多数[1][2]。
- 影響を受けた人物はカール・ルイス、マイケル・ョーン[1]。
来歴[編集]

生い立ち[編集]
- 1979年、静岡県浜松市に生まれる。
- 1985年、6歳でアノを始める。ヤマハ音楽教室では、アノとともに作曲も学ぶ。また、15歳以下の子供たちが参加する、ヤマハ音楽教室主催の「ュニアオリナルコンサート」(ヤマハでは、JOC と略称する)に何度も参加した。
- 1987年、8歳の時、アノの教師宅でャのレコーを発見。以降ャへの傾倒が始まる。その後もャ好きの教師たちに恵まれ、周りの影響で小学校時代からすでに、オスカー・ーターソンやエロル・ーナーに熱中する時代を送り、当時からインロィーションをこなす。校内の音楽会で発表するため、人気アニメの主題曲「おどるンコリン」を独自に編曲。楽器ートの譜面作りもすべて一人で行い、周囲を驚かせた。
- 1993年、14歳の時にチェコに行く機会があり、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演する機会をもつ。
- 1994年、NHK趣味百科「アノで名曲を」に生徒として出演。シューマンの「幻想小曲集作品12 (シューマン)」から「飛翔」「なぜに」を演奏した。
- 1995年、静岡県立浜松北高等学校に入学。在学中は、ロックにものめり込んだ。
- 12月、16歳の時、上京したおりにたまたまヤマハで来日公演のためのリハーサルを行っていたチック・コリアと出会い、彼にうながされて目の前でアノを弾いた。彼女の技術に感銘を受けたチックも加わり、その場で即興での共演となった。彼女の卓越したアノの才能を見抜いたチックは来日公演の最終日に彼女をステーに上げ、今度は観客の前で共演を果たす。その後、チックの見立て通り、見事に音楽的才能を開花させた彼女は、国内外のコンサートに出演するかたわら、日産自動車や花王などのコマーシャル・ソンを作曲。
- 1997年 ミシシッー州知事からの招聘を受けたヤマハが、現地のサリアマラ国際芸術財団とヤマハ・アメリカ共催で開催したチャリティ(インターナショナル)ュニアオリナルコンサート(JOC)に米国の子ども8名とともに特別ストとして参加。このコンサートは全米三大ネットワークでテレ放映された。
- 1999年、20歳のとき、長年付き合いのあるヤマハの音楽支援制度で留学奨学支援(奨学金)を得たのを機に、マサチューセッツ州ストン市にあるークリー音楽大学への留学を決意。20歳で法政大学法学部を中退し、渡米する。留学の主要な目的はアノ修行ではなく、作編曲技術の習得であったので、作編曲科に入学した。
ュー[編集]
- 2003年4月22日、ークリー卒業を目前にして米国のャの名門、テラーク・レコーと契約。ュー・アルム"Another Mind"(日本盤『アナー・マイン』)をリリースし、世界ュー。アーマッ・ャマルと、その友人ークリー音楽院の指導者でャ・ーシストのリチャー・エァンスによる共同製作作品として結実することになる。上原はューアルムで、たった3人編成のアノ・トリオで、どこまで音楽を拡張できるかを課題として追究した。その後、全米各地のャフェスティルに出演。
- 5月3日、第8回ケネィ・センター・メアリー・ルー・ウィリアム・ウィミン・イン・ャ・フェスティァル(Eighth Annual Kennedy Center Mary Lou Williams Women in Jazz Festival)にトリオで出演、そこでの演奏は「ロック、ファンク、ャ、ンクと音の力を究めた」と評価された。
- 5月11日、ークリー音楽大学を首席で卒業。
- 6月25日 ユニァーサルより日本盤『アナー・マイン』リリースし、国内で正式ュー。
- 10月19日 毎日放送製作のテレ特集番組「情熱大陸」に出演し、ストン在住の上原を密着取材した場面やニューヨークやヨーロッツアーに同行取材して撮影したライ映像などが全国配信される。
- 12月13日 - キリンのテレCMに登場。
2004年[編集]

- 3月10日、第18回日本ールィスク大賞(主催日本レコー協会)で『アナー・マイン』がャ・アルム・オ・・イヤーを受賞。
- 4月21日、セカン・アルム『Brain』をリリース。同アルムはアメリカで『サラウン・ミューック・アワー<ニュースター賞>』を受賞。
2005年[編集]
- 活動の拠点をストンからニューヨークに移す。
- 10月19日、サー・アルム『スイラル』をリリース。同アルムは『ャィスク大賞 日本ャ賞』を受賞。
2006年[編集]
- 12月8日、昭和女子大学人見記念講堂で矢野顕子とョイントライを行なう。この年発売の矢野のアルム『はじめてのやのあきこ』にも参加。
- 9月 浜松市「やらまいか大使」に任命される。
- ミラノ・コレクションで演奏。
- ストン・ミューシック・アワーの2006年スト・ャ・アクト受賞
2007年[編集
]
- 2月21日、4作目のアルム『Time Control』リリース。前作のトリオにDave Fiuczynski (g) を迎えて“Hiromi's Sonicbloom”というロェクトを結成。発売に際してタワーレコー渋谷店でインストアライ、原宿で番組収録イントを行う。
- 平成18年度(第57回)芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)に選出される。
- 世界最大のフェスティル、英国「ラストンリー・フェスティル」に出演。
- 11月公開の映画『オリヲン座からの招待状』(浅田次郎原作、宮沢りえ主演)にメインテーマ曲「PLACE TO BE」を提供。また、劇中音楽を手がけた作曲家村松崇継はヤマハ音楽教室時代の同窓生。ロになって約11年ぶりに再会を果たした。
- 9月1日 イナーの三原康裕と結婚。
2008年[編集]
- 1月30日、チック・コリアとのアルム「Duet:」をリリース。
- 5月28日、アルム『Beyond Standard』リリース。
- 6月27日放送のフテレ『僕らの音楽』で絢香と競演。
- 12月30日、「第50回日本レコー大賞優秀アルム賞」を受賞。
2009年[編集]
- 4月、スタンリー・クラークとのロェクトとしてアルム「JAZZ IN THE GARDEN」をThe Stanley Clarke Trio with Hiromi & Lenny White名義でリリース。
- 9月、アルム『レイス・トゥ・ー』をリリース。初のアノソロ作品。
2010年[編集]
- 1月26日、ソロ・アノ作品「Place to Be」をリリース(日本国内は2009年発売)し、アメリカのアマンのャチャートで1位を記録。
- スタンリー・クラーク・トリオとして北米、日本をツアー。
- 6月2日、「THE STANLEY CLARKE BAND FEAT. HIROMI」を発売。
2011年[編集]
- 日本時間2月14日(現地時間13日)に行われた「第53回ラミー賞」で、ンのメンーとして自身も参加したアルム「THE STANLEY CLARKE BAND FEAT. HIROMI」が第53回ラミー賞「Best Contemporary Jazz Album」(スト・コンテンラリー・ャ・アルム)を受賞した。
2012年[編集]
- 4月1日、ニューヨークの国連総会議場で行われたユネスコ主催の「第一回インターナショナル・ャ・ー」に参加。
- 9月、「上原ひろみ Feat.Anthony Jackson&Simon Phillips」として「MOVE」(アルム)をリリース。
コンサート(フォーマンス)[編集]
日付 場所 タイトル・内容 2000年8月25日 東京神田・東京TUC 上原ひろみ アノライ THIS IS ME 2003年5月3日 ケネィ・センター 第8回ケネィ・センター・メアリー・ルー・ウィリアム・ウィミン・イン・ャ・フェスティァル(Eighth Annual Kennedy Center Mary Lou Williams Women in Jazz Festival)にトリオで出演 2003年6月11日 静岡・浜松アクトシティ21 全米ュー後の日本初ライ 2003年6月12日 東京渋谷・JZ Brat Sound of Tokyo 2003年9月30日 ニューヨーク、ャ・スタンー 2003年10月10日 イツ、ーラン 2003年11月23日 名古屋・ルーノート 国内ュー後の日本四大都市凱旋公演 2003年11月25日 - 26日 福岡・ルーノート 国内ュー後の日本四大都市凱旋公演 2003年11月27日 - 28日 東京渋谷・JZ Brat Sound of Tokyo 国内ュー後の日本四大都市凱旋公演 2003年12月1日 - 2日 大阪・ルーノート(ャ・クラ)(各日2ステー) 国内ュー後の日本四大都市凱旋公演 2004年9月18日 東京JAZZ 2004年10月・11月 日本公演(東京・札幌・大阪・名古屋・福岡・横浜) 2005年1月 ルーノート(ニューヨーク) 2005年7月31日 フ・ロック・フェスティル 2005年11月 - 12月 日本公演。8都市14公演。(福岡・大阪・仙台・横浜・静岡・名古屋・新潟・東京) 2006年1月 ルーノート(ニューヨーク) 2006年9月 東京JAZZ。チック・コリアと共演。 2006年12月8日 昭和女子大学人見記念講堂 矢野顕子とのョイントライ 2006年12月11日 - 12月29日 日本(東京・名古屋・浜松・西宮)、タイ、シンール、インネシア アアツアー 2007年4月 ルーノート(ニューヨーク) 3年連続公演 2007年7月29日 フ・ロック・フェスティル'07 2007年7月31日 SUMMER LIVE IN KOUCHI(単独公演) 2007年8月4日 情熱大陸スシャルライ大阪公演 2007年8月5日 SAPPORO CITY JAZZ 2007年9月 ルーノート東京 チック・コリアとのアノ・ュオでのライ 2008年4月30日 日本武道館 チック・コリアとのアノ・ュオテレ出演[編集]
- 情熱大陸(毎日放送) 2003年10月19日
- 音遊人(テレ東京)2004年11月19日、2004年11月26日、2005年2月4日、2005年10月8日、2006年9月30日、2007年05月20日
- J-MERO(NHK総合テレ)2011年2月7日、6月13日
- ソロモン流(テレ東京)2011年5月29日
- アナースカイ(日本テレ) 2011年12月2日
- サワコの朝(毎日放送・TBS)2012年9月8日
- 心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU(日本テレ)2012年9月22日
ィスコラフィー[編集]
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2003年4月22日 Another Mind, Telarc CD-83558(米国)
- 2002年9月録音 ーソネル (p)・Mitch Cohn (b)・Dave DiCenso (ds)・ストAnthony Jackson (b)・Jim Odgren (as)・Dave Fiuczynski (g)
- 2003年6月25日 『アナー・マイン』 ユニーサル・ミューック・クラシック(Telarcレール、以下同じ)UCCT-1077
-
2004年4月21日 『レイン』ユニーサル・ミューック・クラシック UCCT-1090
- 2003年12月録音 ーソネル (p)・Anthony Jackson (b)・Tony Grey (b)・Martin Valihora (ds)
- 米国版は2004年5月25日に発売。
-
2005年10月19日 『スイラル』 ユニーサル・ミューック・クラシック UCCT-1145
- 2005年5月録音 ーソネル (p)・Tony Grey (b)・Martin Valihora (ds)
- 初回版はライ映像のDVD付として発売。2006年11月22日にはツアー・エィション (UCCT-2004) として別内容のライ映像のDVD付として発売。いずれも限定版。
- 米国版は2006年1月17日に発売。
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2007年2月21日 『タイム・コントロール』 ユニーサル・ミューック・クラシック UCCT-1181
- 2006年10月録音 ーソネル (p)・Tony Grey (b)・Martin Valihora (ds)・David Fiuczynski (g)
- 前作のトリオにDavid Fiuczynski (g)を迎え、Hiromi's Sonicbloom というユニットで録音。
- 米国版は2007年3月27日に発売。
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2008年1月30日 『ュエット』 ユニーサル・ミューック・クラシック B000YY66ZU
- 初回限定版DVD付き
- チック・コリアとのュオアルム
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2008年5月28日 『ヨン・スタンー』 ユニーサル・ミューック・クラシック UCCT-1197
- 2008年1月録音 ーソネル Hiromi Uehara (p)・Tony Grey (b)・Martin Valihora (ds)・David Fiuczynski (g)
- 初回限定版DVD付き
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2009年2月25日 関西テレ開局50周年記念ラマ『トライアンル』 サントラ BMG JAPAN
- 國田大輔 (g)、田中 晋吾 (b)、坂東慧 (ds)
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2009年9月5日 『レイス・トゥ・ー』 ユニーサル・ミューック・クラシック UCCT-1218[3]
- 初のソロアルム。日本盤にはーナス・トラックとして矢野顕子参加の「リーン・ティー・ファーム」が収録されている。
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2011年3月16日 『ォイス』 ユニーサル・ミューック・クラシック UCCT-9015(CD + DVD 初回生産限定盤)、UCCT-1227(通常盤)[4]
- 上原ひろみ THE TRIO PROJECT featuring Anthony Jackson & Simon Phillips名義
- ーソネル Hiromi (p)・Simon Phillps (ds)・Anthony Jackson (b)
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2011年11月23日 『Get Together ~LIVE IN TOKYO~』 ユニーサル・ミューック・クラシック UCCT-9022(CD + DVD 初回生産限定盤)、UCCT-1233(通常盤)
- 矢野顕子×上原ひろみ名義
- ーソネル 矢野顕子 (vo, p)・上原ひろみ (p)
- 初回限定版DVD付き
-
2012年9月5日 『MOVE』(SHM-CD仕様)ユニーサル・ミューック・クラシック UCCT-1240
- 同日、「初回限定SHM-CD+DVD盤 (UCCT-9027)」、「SA-CD SHM仕様盤 (UCGT-9001)」発売
- ーソネル:上原ひろみ:piano, keyboards / アンソニー・ャクソン:contrabass guitar / サイモン・フィリッス:drums
文献[編集]
- 2005年10月 - 神舘和典(文)、白土恭子(写真) 『上原ひろみ サマーレインの彼方』 幻冬舎、ISBN 4344010566
- 2009年10月 - 同上 増補版 幻冬舎文庫